「以心伝心」という言葉があります。小学生の時に、四字熟語として習って記憶はしていましたが、意味については深く考えていませんでした。
しかし、ここにきて、”なるほど、昔の人はよく言ったものだ”と思うようになりました。

大学を出て、派遣社員として働いて5年目になります。2年前からIT企業で働いています。
主な仕事内容はコンテンツプロデュースで、スポーツやエンターテインメント、商品などのコンテンツを企画し、創り上げていくものです。
スポーツイベントを企画、運営したり、町おこし事業に携わったり、キャラクター商品を開発したりと、なかなか楽しい仕事ですが、大変な仕事でもあります。
僕の実質的な上司に当たるのは、プロジェクトマネージャーの智恵さんです。
僕より2歳年上の智恵さんは、某有名大学卒で、英語もペラペラ、フランス語とドイツ語もコミュニケーションはできるレベル。取得した資格も、なぜか大型二種免許(観光バスが運転できる)、行政書士、管理栄養士、インテリアプランナー、ファイナンシャルプランナー、気象予報士などなど、すごいものばかりなのでした。
それでいて、性格は謙虚で、気さくで、近寄りがたいところはなくて、しかも、見た目は身長も160センチ台後半で、スレンダーでスタイルが良く、顔もほっそりした美人です。もう、「神」に近いというか、「神」そのものというような存在でした。

うちの部署は、この智恵さんによって動いているといっても過言ではないぐらいの状況でした。
派遣でこの会社に来て以来、僕は智恵さんに色々教えられ、多くのことを学ぶことができました。
そんな智恵さんですから、てっきり、もう結婚しているかと想像していましたが、飲み会のなかで、智恵さんが独身で、しかも「彼氏はもう何年もいない」ということを本人の告白で知り、その瞬間、僕の中で智恵さんが、高嶺に君臨する「神」から身近な「女性」に姿を変えたのでした。

イベント会場の下見に智恵さんと一緒に行った時のこと。
打ち合わせ参加者に配るペットボトルが入った箱を持ち上げようと、智恵さんが腰をかがめた瞬間、黒のスキニーパンツが張りついた智恵さんの下半身が近くにいた僕に迫ってきました。
形の良い丸いお尻にはショーツのラインがくっきりと。一瞬にして、智恵さんの何も身に着けていない下半身を想像してしまうに余りある光景でした。
僕はその衝撃的な光景を脳裏に刻み付け、その記憶が薄まってしまわないように、帰り道に何度も反芻しながら、自宅マンションに帰り、食事も入浴もそこそこに、オナニーしたのでした。智恵さんの下半身を想像しながら。

禁断の扉を開いていてからは、毎日のように、智恵さんがオナニーのオカズの定番になりました。
昼間、仕事をしながら、チラチラと智恵さんの姿を盗み見し、胸やお尻や股間、脚やふくらはぎ、足首、襟元、唇、指先など、いろんなパーツを脳裏に焼き付けて帰宅しては、思い出して、シコシコしていました。
仕事中は、もちろん、そんなことをしているなんておくびにも出さずに、智恵さんとやりとりしているにもかかわらずです。

僕の中で智恵さんはすっかり「ブーム」になってしまいました。もう、脳内での「性奴隷」。いろんなエロいコスチュームを着せてセックスしたり、車内の会議室や、ファストフード店の隅っこや、居酒屋の個室、ガラガラの最終電車の車内など、あらゆる場所でハメまくったり、さらには、社内の男たちや、取り引き先の男たち、イベントの設営を請け負う業者の人たちにマワさせたりもしました。
そんな妄想でオナニーしまくりながら、”いつか本当に智恵さんとセックスしたい”と心に念じていたのでした。

そんなある日、あるイベントの打ち上げが行われました。公共施設のホールを借り切っての、簡単な立食形式のパーティーでしたが、早々にお開きとなり、うちの会社から参加していた智恵さんと僕ともう一人の男子の3人で「飲み直そう」ということになって。近くのうどん屋に流れました。
もう一人の男子は酒があまり飲めず、結局、1時間ほどでそこも終了となりました。
僕はその時、2人に「タクシーで帰りましょう」と持ち掛けました。家の方向はほぼ同方向で、まず、男子宅、そして智恵さんの家に寄って、僕の家に向かう流れになります。
すぐにタクシーはつかまり、3人で乗り込みました。
智恵さんは後部シートの右側、僕は真ん中、男子が左側に座りました。
男子はちょっとポチャ男で幅を取ったので、僕の体の右側が智恵さんに密着する形になりました。
「無事、終わって良かったですね」「一時はどうなるかと思ったわ」。他愛もない会話をしながら、智恵さんの体温を感じ、腰と脚の辺りの感触を感じていました。
僕は、頭の中で、智恵さんとベッドで抱き合っていることを想像してしまい、心臓がドキドキしてきました。

男子が降りて、智恵さんと2人になりました。そこから智恵さんの家まで10分ほどでした。
僕は、すごく、「智恵さんとセックスしたい!」というモードになっていて、もう完全に発情していました。
そんななか「あーあ、なんだか飲み足りなくないですか」と口をついて出ました。
すると智恵さんも、「私はけっこういい感じだけど、××君(僕のこと)はそうでしょ」と。
「もう1軒行きますか!……なんてね。あしたもあるしな」。僕がそう言うと、智恵さんは「軽く、家飲みする?」と言うではないですか。
果たして、数分後、智恵さんの家に着き、智恵さんと僕はタクシーを降りたのでした。

「家飲みする」と言いながら、コンビニで買い込むわけでもなく、智恵さんのマンションに直行しました。
もうその時点で、ムフフの展開をお互いに思い描いていたのかもしれません。

アロマのすがすがしい香りがする玄関に入り、智恵さんが電気をつけた瞬間、僕の我慢は限界に達していました。
背後から智恵さんに抱きつき「ごめんなさい」と言いました。
智恵さんは驚く風でもなく「なんで謝るの?」といやらしい声で訊いてきました。
僕が智恵さんを抱きしめたままでいると、「ねえ、なんで謝るの? ねえ、なんで?」と言いながら智恵さんは、僕の顔を両手で挟みながら、チューしてきました。お酒の匂いと香水の匂いがしました。
僕は憧れの女性にそんな風にされてクラクラしていました。
「だって、ずっと、××さんのこと想って、エロいことしてたんです、ごめんなさい」と甘えた声で謝りました。
「ねえ、それ、謝ることなの? 悪いことなの? ねえ……」と言いながら、智恵さんはさらに濃いチューをしてきます。
僕はたくさん唇を奪われながら「はい……エロいことですから、ごめんなさい」と言い、固くなった股間まで智恵さんに触られました。

智恵さんはすごい勢いでチューしながら、僕のズボンのベルトを外し、トランクスをずり下げ、弾け出たチンポを柔らかい指で弄びました。
「こんなにしちゃって、ねえ、なんでなの」とチンポの先をこねるようにいじられました。自分でも先っぽがヌルヌルしてるのが分かります。
「ごめんなさい、✕✕さん(智恵さんの姓)のこと、ずっと考えてエロいことしてから……」。僕がそう謝ると智恵さんは「だったら、私も同じ。謝らなきゃならないわー」と衝撃的な発言をし、そのままひざまずいて、僕のチンポをパックンチョしました。

仕事のときは、毅然としていて、テキパキと何でもこなし、「男前」な姿を見せていた智恵さんですが、その時は、信じられないほど「痴女」でした。
「ああ、おいしい」とか言いながら僕のチンポを竿ごと舐め回し、亀頭の裏側をレロレロして、「ほら、どう?」と僕に感想を強いました。
智恵さんが口を離すと、僕の先っぽから我慢汁が糸を引いて玄関の上がり口のマットに垂れました。

その後、一緒に浴室になだれ込み、洗いっことなりました。
恋人でもなんでもない、数時間前までは仕事の先輩と後輩に過ぎなかった2人が、驚天動地の展開となっていました。
智恵さんの裸はとても綺麗でした。想像していた通りでした。想像と違ったのは、乳首と乳輪が大き目でしかも色が濃く、それはそれでいやらしくて良かった。そして、陰毛はまさに「ジャングル」といった感じでそれも超エロかったです。

たっぷり泡まみれにされて攻められた後は、今度はベッドに移動して「仕返し」です。
互いに体の水分が拭ききれてない状態でベッドに飛び込み、抱き合い、貪り合いました。
「ねえ、ずっと、私のこと想ってたの?」「はい……ずっと。いつもオナニーしてました」「ああん、うれしい……私もしてた」「マジですか……ああ」
信じられないことに、智恵さんは僕のことを想像してオナニーしていたというのです。
「だって✕✕さん、僕と一緒にいても、素知らぬ顔してたじゃないですか」「当たり前でしょ……仕事しながら、エロい素振りなんかできないから。✕✕君だって、シレーッと仕事してたじゃない」「でも、仕事中、妄想してました」「どんな?……」「たとえば……」

僕は、智恵さんの美しい下半身を抱え、大股開きにさせると、ジャングルの下でパックリ開いた貝の具の亀裂に中指を突き入れました。
「ああん、あああっ」「こうして、指マンする想像」
僕が指を動かし始めると、そこからは、プチュウ、チュプゥ、クッチョ、クチュクチュ……とバラエティーに富んだ音がしました。

その後も、僕は妄想していた内容を告白する形で、智恵さんのいやらしい大きな乳首をつまんでいじめたり、舐め回したり、四つん這いにさせてクンニしまくったり、僕の顔の上にまたがってもらって舐め回したりしました。
「××さんの妄想内容も教えてください」。そうお願いすると、智恵さんは、僕のチンポを玄関での時より数倍の勢いで舐め回し、僕の体じゅうもネチネチと舐め回してきました。
絶対に、職場の人たちは、ふだんの智恵さんとまったく違う痴女そのものの智恵さんとは結びつかないと思いました。

「ああ、夢みたいです……」「あああん、もっと抱いて、強く抱いて、あああ」
時間も忘れてハメまくりました。仕事の時と同様、智恵さんはすごいスタミナでした。

どっちが先に意識し始めたか、わかりません。でも、たぶん、僕のエロい気持ちが徐々に智恵さんに伝わっていったのだと思います。
以来、智恵さんとお付き合いしています。智恵さんは最近、僕との結婚も射程に入れてきている様子です。
しかし僕は、智恵さんと結婚すると「体が持つかどうか」、ただ、それだけが心配なのです。