オレは学生時代に友達とバンドを組んでいた。四人組でオレはボーカルを担当していたのである。バンド自体は学校の卒業と共に解散したが、それでも校内で数十人くらいのファンはいた。
まあ音楽の世界で食べていこうというメンバーもいなかったので、それを考えれば上々だろう。バンド名も「サウスアスター」とテキトーで、よく考えれば何かのパクリであることも気づく人もいるくらいだ。
そんなテキトーな存在も、それから解散してからは特に復活も無く、ただの同級生か飲み友となっていく。
そんなオレだが社会に出て数年たったあるとき、会社の帰りに一人の女性に声をかけられた。
「す、すいません。サウスアスターの方ですよね?」
その時はとても久しぶりに聞いた言葉だった。自分でも「オレの事?」と思うくらいその名前は頭に片隅に追いやられていることに。
「あ、はい、よく分かりましたね」
オレも驚いた顔を隠せずに答える。彼女はどう見ても若く、話をしていると二十歳とのことだ。どうやらオレがバンドをやっていた学校の後輩だったらしい。名前はユリと言っている。
改めて言われると照れるものがあるが、まあ嬉しいものだ。ユリもあどけない可愛さがあって、小柄で守りたくなるような女性だ。
「センパイ、この会社だったんですね!アタシもですよ。課が違いますが」
これは偶然だ。同じ学校の人が同じ職場にいるなんて親近感を感じるものである。せっかく声をかけてもらったし、話をしながら最寄りの駅まで一緒に歩くことにした。
「こんなところで先輩に会えるなんて光栄です!アタシ、センパイのファンクラブに入りたかったんですから!」
「そうか、ありがとう。確かにファンクラブは作っていなかったもんね」
とにかくオレのことが好きだったことはよく分かった。まあ同じ会社にいるならまたいつでも会えるなと思いながら家路につこうとする。
「センパイ、何かしてほしいことありますか?せっかくなので何か先輩の欲しいものとか…」
そんなオレの事を気にしてもらっても恐縮してしまうが、オレも強いていうなら疲れているからマッサージかなと答える。
本当にやってくれるのかと一瞬疑ったが、近くにユリが借りているアパートがあると言うのでそこに向かうことに。
ユリは何のためらいもなくオレを部屋に入れる。彼女からしたらオレのことをずっと見ていたかもしれないが、オレからしたらユリは初対面みたいなものだ。こんな簡単に部屋に入れてくれるなんて、よっぽどオレは信用されているのだろうか。
「センパイ、ここに寝てください!」
ユリは自分のベッドにオレを寝かせようとする。オレもお言葉に甘えてベッドにうつぶせになった。ユリはオレの上に乗って腰をマッサージし始める。
「先輩どうですか?この辺りが固いですよ」
「あー、そこきくー!いいね」
オレは素直にマッサージを楽しんでいた。しかしユリがオレの上に座っている事で、お尻や太ももの感触がやたらと意識してしまう。
そのまま仰向けになると、オレは少しムスコが固くなり始めていた。このまま意識してしまうと完全に勃起してしまう。しかし意識せずにはいられない。ユリの手はオレの膝から太ももに移動してきて、ムスコの近くまで来ていた。
オレはもうムスコを思いっきり立たせてしまい、誰が見ても股間が膨らんだ状態となってしまう。
「セ、センパイ…変なこと考えてます?」
「ユリちゃんの事しか考えてないよ」
オレもよく分からない答えを返したが、ある意味なんの間違いも無い。オレはユリのイヤラシイことしか考えていなかったので。
「センパイ…ここもマッサージが必要ですよね…」
ユリはオレの膨らんでいる股間を摩りながら、少しずつオレのパンツを脱がしていった。そして肉棒がユリの目の前に現れると、ユリはそっとタマを揉み始める。
「センパイのおチンチンを触れるなんて…」
「できたら口でやってくれる?」
「え…口でですか…?」
ユリに言うだけ言ってみると、そっとカリの辺りにキスをして、ペロッと舐めてくれた。オレのムスコが喜んでいるのが分かる。そのままユリは肉棒をしゃぶるように舌をまとわりつかせる。
「センパイ…カチカチですよ…」
ユリはオレのムスコをフェラしながら、自分のシャツも脱ぎだす。かなり気分が高まってきたのだろう。そのままブラも外して上半身裸でフェラをしてくれた。
「センパイ、おっぱいで挟んであげましょうか…」
ユリの胸は意外と大きく、手で揉むにはなかなかの手ごたえがある。しかし柔らかさがあり、オレはその胸にムスコを挟みたいと思った。
「ユリちゃん、それお願い」
「はい…わかりました…」
ユリはフェラをしつつも自分の胸を肉棒のところへ持って来て、そして挟むと同時に上下に動かす。柔らかい温もりがオレの肉棒を包んでくれた。これがまた気持ち良くて、ときにまたフェラも織り交ぜながらムスコを刺激するので、快感が走ってきてしまう。
「センパイ…気持ちいいですか…?」
「すごくいいよ。ユリちゃんのも舐めてあげるよ」
オレはユリにシックスナインの姿になろうと言って、ベッドに逆に寝るように言う。
「え…恥ずかしいです…先輩にアソコを舐めてもらうなんて…」
「オレの言うこと聞きたいんでしょ、ユリちゃん」
「は、はい…でも…」
なかなか戸惑って動こうとしないが、オレがユリのスカートの中に手を入れてマンコをまさぐると、ユリは言うことを聞くことになった。
「センパイ…あんまり激しくしないでくださいね…」
ユリがそっとオレをまたぐようにベッドに乗る。目の前にユリのマンコが現れて、すぐさまパンティーを脱がせてクリトリスにしゃぶりついた。
「あぁぁ…!い、いやぁぁん…!」
かなりの反応を見せるユリ。クリトリスは相当敏感なのだろう。オレはクリトリスを集中的にクンニする。ユリは悶えるばかりでフェラが止まってしまった。
「はぁっぁあぁぁ…そ、そんなに舐めたら…!あっぁあぁん…」
ユリのマンコは一気に濡れてきてしまい、エロい液が出てくる。オレは指を中に入れて膣内を刺激しながらクンニを続けていった。
「あぁぁ…!あ、あぅぅん…!だ、だめぇっぇ…!」
ユリの悶えが止まらない。喘ぎ声が部屋の中に広がり、オレのムスコもまだまだ興奮していく。もうオレも気持ちが高まってしまい、体勢を変えてユリのマンコにムスコを挿入してしまった。
「あぁっぁあん…!す、すごい…!!セ、センパイ…!!」
激しくピストンをすると、ユリの吐息が荒くなるとともにオレのムスコも精子を躍動させる。さっきまでフェラしてもらっていたのでもう絶頂は近くまで来ていた。
それはユリも同じで、激しい刺激を受けていたために、オレのピストンでイクのも時間の問題となっている。
「ハァっぁあハァァんん…!セ、センパイ…アタシ…もうイッちゃいます…!!」
呼吸を乱しながらユリは今にも昇天しそうだった。オレも先っぽから我慢汁が出てきている状態で、いつでもイキそうな感じだ。
「一緒にイこう」
オレが最後にフィニッシュとして激しさを増してピストンすると、ユリはもう絶頂に達することに。
「あぁ…っぁぁあ…!んん…い、イク…!」
身体を震わせるユリと同時に、オレも精子をユリの中に放出することになった。同時にイクこととなった。
そしてお互いに、しばらくベッドの上でグッタリとしていた。
それからオレたちは、仕事帰りにたまに一緒に帰り、マッサージという名のエッチをするようになる。