俺は和樹と言って34歳になる会社員だ。

結婚していて、妻の典子と5歳になる娘の彩香の3人で暮らしている。

今回の話は、夏の終り頃に、典子の友人夫婦と二泊三日で温泉旅行に行った時の話だ。

一日休みを取り、土日を利用して車で往復した。

友人である絢さんは典子と同じく32歳で、旦那の浩志さんは33歳だが子供はいなかった。

最初の日は俺が殆ど運転して、宿泊予定の宿に夕方の5時頃に到着。

直ぐに、ゆっくりと温泉に浸かり、それから美味しい食事を食べ酒も飲んだ。

宿は山あいに有り比較的新しいものだったが、夜になると宿の外は真っ暗。

これといった娯楽施設は無く、あくまでも温泉と食事を楽しむ所なのである。

ここの自慢は混浴の露天風呂で、男湯と女湯の間を少し歩いて行くと有るのだが、利用するのは殆ど家族同士の様。

ゆっくり食事を取った後も、俺と浩志さんは酒を飲んでいたが、典子と絢さんは彩香を俺に預け土産品を見に行った。

11時には四人とも布団に入ったが、絢さんと浩志さんは隣に用意された部屋へ。

何となく寝付かれずに、12時を過ぎた頃にこっそりと起き上がり、気になっていた露天風呂に行く事にした俺。

男湯を通って行ったのだが、辺りはすっかり暗くなっていて、幾つか有った外灯の明かりだけが道を照らしていた。

お湯に入るとシーンとしていて、ちょっと怖い感じも。

アバンチュールを期待していたが、さすがにこの時間になると誰も来ない気がしたし、特に女性が来る事は無いだろうと諦め上がる事にした。

しかしその直後、誰かが入ってくる音が・・・慌ててお湯に浸かり息をひそめる俺。

何と女性が一人で入って来たのである。

そして、よく見るとその女性は絢さんだったのだ。

浴場自体は大きくなかったので、絢さんも先客がいるのは分かっていたと思うが、まさか俺だとは思っていなかったはず。

声を掛けるとびっくりしていた。

絢さんが来るとは予想外だったし、同じ様に何かを期待して来たのだろうかと考えたら、何だかワクワクしてしまった俺。

絢さんは、タオルで前を隠しながら入って来て俺の隣に座った。

「まさか和樹さんが来ているとは思わなかったわ」
「俺もこんな時間に絢さんが来るなんて思わなかったですよ」

等と話しをしたものの、何処となくぎこちない二人。

二人とも完全に男と女を意識していたし、とにかく周りが静か過ぎるので、絢さんが手でお湯を身体にかける音さえ響いていた。

視線を向けると、こっちを向き、「何?」と言ってぎこちない笑いを浮かべた絢さん。

俺は「いえ」と言って正面を向いたが、正直言って色っぽいと思ったし、エッチな事を妄想して股間は固くなっていた。

子供を産んでいない絢さんの身体の線は綺麗なまま。

その上、出る所は出ていたので、洋服を着ていてもフェロモンみたいな物が感じられ、俺は観光しながらも凄いな~と思って見ていた。

そんな俺は、アバンチュールを期待してここに来たので、相手がたとえ絢さんでも構わなかったし、彼女で良かったとも・・・。

もし、絢さんも同じ事を考えているとしたら、ここは男である俺の方から誘って何とかするしかない。

それで、勇気を出して絢さんの手を握ってみた俺。

恥かしくて顔は見れなかったが、指を絡める様に握ると握り返してくれた絢さん。

心臓がバクバクと音を立てていたが、反対の手で握り直すと空いた方の腕を彼女の肩へ。

すると、絢さんが俺の肩口に頭を乗せて来たので、しばらくじっとしてから「絢さん」と声を掛け、顔を上げたので思い切って唇を重ねた俺。

彼女も予想していたのか受け入れてくれ、唇を吸ってから舌を絡め合わせた。

キスしながら乳房を揉んだが、拒否しなかったので立ち上がらせ、もたれていた岩の上に座らせる事に。

たわわな乳房が露出し、股間には黒々とした陰毛が・・・。

俺も岩の上に座り、乳首を舐めながら指でクリトリスに触れると、「ああっ!」と声を上げ、濡れた身体を震わせた絢さん。

次第に足を開いてきたので、(すっかりその気になっているんだ)・・・と思い勇気が湧いて来た俺。

絢さんの背中に腕を回し、クリトリスを刺激しながらそのまま岩の上に寝かせ、指を膣穴に入れ込んで激しく出し入れした。

すると、「はあああ~~~っ!」と言う声が静寂の中で響き渡り、快感に耐え切れなくなったのか身体をピーンとさせ、左手で俺の腕を握ってストップをかけた。

それで今度はクンニする事にし、足を広げて股間に顔を埋め、濃い目の陰毛の中にある縦長のマンコをペロペロと舐め上げた俺。

「あ~~いい~~あ~~」と、静かに喘ぐ絢さん。

しばらくクンニを続けてから起き上がらせ、ガチガチに固くなっていたチンポを咥えさせた。

ジュボジュボと、音を立ててフェラしている絢さん・・・さっきまでは妻の友人だった訳で、まさかこんな事になろうとは・・・。

その後、岩に両手を付かせてお尻を突き出させ、立ったまま後ろからゆっくり挿入して腰を突き動かした俺。

静まり返っていた浴場に、リズム良くパンパンパンとお尻を打ち突ける音が響き渡った。

顔を歪め、岩にしがみ付いて快感に耐えていた絢さん。

一突きに力を込めて深く打ち突けると、その度に顔をのけ反らせ、最後とばかりに腰の動きを速めると、身体をピクピクさせてイッてしまった。

その後、彼女の肩を抱いたまま少しお湯に浸かり、明日の宿でも同じ時間に待ち合わせする約束をしてお互いの部屋へ。

翌朝、彼女と目が合ったが、その目は「昨夜は良かったわ」と言っている様に見えたし、朝食を取っている時も、こっちをチラチラ見るので意識しているのが分かった。

昼間観光している時も、人のいない所に彼女を連れ込んではキスしていた俺。

「駄目よこんな所で」とか、「夜まで我慢して」と言って口では拒んでいた彼女だが、無理やりキスすると堪え切れずに舌を絡めて来た。

その日の宿は、川のほとりに有って男女別の浴場と露天風呂を備えた所。

宿の周りに土産物屋なども有ったので、食事の前に少し散策してから温泉に浸かり食事を取った。

その後、テレビを見たり娘と一緒にゲームをしたりして時間を潰し、女性達は岩盤浴やマッサージなども受けたようだ。

昨夜と同じ様に11時には布団に入り、12時過ぎには、散策した時に決めていた待ち合せ場所で彼女が来るのを待った。

5分程してから、浴衣の上に羽織物を着た姿でやって来た彼女・・・「来ちゃった!」と言ってはにかんだ。

少し歩いて河川敷まで行き、そこに寝っころがって抱き合った俺達。

濃厚なキスを交わし、浴衣の襟元から手を差し入れると、彼女はブラジャーをしておらず直ぐに乳房に触れた。

浴衣というのは、セックスするのに都合良く出来ていて、胸元を開くとたわわな乳房が現れるし、裾を捲れば直ぐに白い大腿とマンコが拝める。

もちろん俺も浴衣を着ていたので、彼女の方も裾を捲り、パンツの中に手を突っ込んでキスしながらチンポを摩っていた。

辺りは暗かったので、月明りと少し離れた所に有った外灯だけが頼り。

その日は彼女の方が積極的に攻めてくれ、パンツを降ろすと上になりフェラしてくれた。

そして、「乗ってもいい?」と聞いてからチンポを持ったまままたがり、自らマンコに差し込み腰を前後に動かした。

それから俺に抱き付き、お尻を上下させて固くなったチンポを味わっていた。

終わってから抱き合ったまま夜空を見上げ、これからの事を話し合ったが、お互いに伴侶とはご無沙汰だった二人。

「また会おう」という事で話がまとまり、これからの生活に楽しみが増えて万々歳だった。