俺はワタル、もれなく彼女募集中のサラリーマンだ。一年以上も彼女のいない生活を送ってきたが、ついにこんな俺にも春が訪れそうなのである。たまたま職場内の全体飲み会で出会った数人の友人たちがいるのだが、そのうちの一人とイイ感じになり始めたのだ。
その飲み会と言うのは会社の中の他の課の人たちとの顔合わせともいえる会で、普段は仕事上交わらない人が沢山いる。もちろん会社的には同じ会社にいるんだから、こういう集まりで連結感を強めようって意味がメインなのだろうが、若者にとっては一種の合コンにも近いもので。
実際にこれを機に職場結婚に至った先輩たちだって結構いるくらいだから。そして俺もこのチャンスを手に入れられるのではと、まさにハッピー全開野郎になっているのである。
今はその時に出会った俺を含め六人の男女で、たまに飲み会をしている程度。しかしその中の一人にクミと言う小柄な女がいるのだが、彼女とラインを交換してからやり取りが続いていたのだ。
彼女は他の二人の女と比べてダントツに顔が可愛い。ゆうちゃみのような感じだがそれでいて清楚そうな感覚もある。そんな彼女と俺が連絡を取り合っているなんて他のメンバーは多分知らないのだろう。
このままいけば二人で飲みに行くのも近い将来だし、そこで一気に彼氏彼女の関係になれる自信もあった。というより、もう来週には二人だけで飲もうかって雰囲気も出ているのである。
ただその前に一回だけまた六人での食事会も約束されてはいた。まあ俺にとってはそんなもの今となっては消化試合に過ぎない。クミだってそう思っているに違いないだろう。その会は他のメンバーの都合上、お酒も飲まないことにしているのだし。
俺は車で会場のレストランに向かい、クミは最寄りの駅から電車で向かうとのこと。でも帰りは俺が密かに送ってあげるという話も付いているのだ。俺としてはその食事会は適当に喋って余裕の気分で熟すつもりでいた。
しかしだ、いざ会が始まるとクミは事もあろうか他の男メンバーと仲良くしようとしている。そりゃ適度に喋るのは問題ないのだが、いつも以上に他の男ばかり見ているし、むしろ肩をポンとかボディータッチもし始めていた。
こんな態度をとられていたら男だって勘違いしてもおかしくない、そのくらいいつもとは違うクミがいたのである。俺は内心戸惑っていた、もしかして俺はずっと勘違いをしていたのかと。
そしてモヤモヤのまま会は終わり、一応話の通りに俺が車で送ることにはなっているのだけど。俺としてはクミの気持ちを確かめないわけにはいかない。
「今日はほとんど俺たち話してなかったよね」
車を走らせながらそう言うと、クミは
「だって、ケンジがやたら私のこと誉めてくるじゃん…」
ケンジとはメンバーの一人だが、どうやらたまにケンジからもラインが来ていたとのこと。それを聞いて俺はいてもたってもいられずにいた。これはケンジにクミを取られるかもしれない、そう焦りが出たのは間違いない。
そこで俺は大きなスーパーの広い駐車場の端に車を止めて、周りには誰もいないことを確認しクミを抱き寄せた。そして
「俺の方がクミの事好きだからな!」
と興奮状態で強引に組にキスをする。そしてエンジンがかかってしまった俺は、同時にクミの胸を揉み始めた。
「やぁぁ…!ちょ、ちょっと…こんなところでぇ…!?」
そんな俺の行動に彼女は驚かずにはいられないようで。しかし俺の興奮は止まらずに、そのままクミのスカートの中に手を入れてアソコをまさぐった。
「クミ!お前は俺のもんだろ!」
今までそんな強気な言葉なんか発したことはないかったけど、勢いで言ってしまう俺。それだけ相当焦りと興奮が入り混じっていたのだろう。
「はぁぁあン…や、やめ…!誰かきちゃうよ…!あぁぁン…」
あまりの強引な俺の行動に思わず俺の手を抑えるが、俺はそれに従うわけがない。それどころかクミのリクライニングを倒して彼女を押し倒し、思いっきり足を広げた。やや湿ってきているクミのパンティーがモロ見え状態。
そのままパンティーも脱がしてしまい、あっという間にクミのアソコが俺の目の前に露わになった。そこから間髪入れずにクリトリスをクンニする俺。
「ぁぁぁっぁあ…!!やぁあん、だぁめぇぇ…!!は、恥ずかしい…!!」
クミは喘ぎながら俺の体を突き放そうとする。しかし俺がクンニと同時に指をアソコに入れはかき回すと、逆に俺の服をつかんで悶え始めた。
「ぁぁぁ!ぁぁぁあン…!や、ヤバぁぁぁ…!!あぁぁっぁあン…!!」
クミの体が反応しまくって車もかなりの揺れを見せている。そんな姿が俺の野獣心を呼び覚ましてしまったのか、無理やり体制を正常位に、そして肉棒を挿入。
俺は気持ちのままにクミのアソコを突きまくった。
「はぁぁぁン…!あぁ、あぁぁ、はぁぁあぅぅン…気持ちいい…!!」
狭い車の中で俺と組みは初めて一体となり、そしてお互いに愛液を絡ませた。ただただ理性を半分失くしピストンしまくった俺は、何のためらいもなくそのままクミに中出しを。感情も精子も出し切った俺は、少しずつ冷静さを取り戻し始めた。
もしかして俺はヤバいことをしたかも、嫌われたかと思いながら運転席に戻る。クミは吐息を乱しながらも俺に
「本当に私の事好きなの…?」
そう聞いてくるから俺は正直に頷いた。するとクミは俺に抱き着いてきて、
「じゃあ、これからよろしくね!」
と一言。こうして俺はさっきまでの不安が何だったのかというくらいにクミと付き合うことになった。
後から思えばこれはクミの作戦だったんだなと。俺を嫉妬させるなんて、ちょっと大人になってから気づいたことだった。